<1698>「進み増えるごとに」

 いつとはなしに諸方へ、

 明らかなしざまで、、

 明らかなうたいを寄せる、

 寄せられた身体、、

 打つ、ひとりの日、どこまでも接近しました、、

 

 身体を、同じように、、

 私は、どこまでも吹いて、

 どこまでも回転しながら、、

 あれ、どこを歩いているのかしら、

 知らないこともないけれども、、

 記憶してから、そのように見えたことは初めてで、、

 あ、時間によって作られて、、

 物事が見えてくるのかもしれない、、

 

 この日時には、相当数の人が、生きていました、、

 私は平らになった場所で、そのことを、聞きます、、

 長い方途に寄せる、

 それぞれを巻く、、

 そこに時間を置いた、

 身体ごと、順番に、作り出されていると見えて、、

 どこに、どこにいます、、

 私はいつもの通りにそうして、身体を渡しますけれども、、

 その響きはどこへ、

 揺れながら、いかがしよう、、

 中間の火に、、

 戻されて、うたい、、

 またこちらに、見えて、、続かれる、、

 それを、数え、、

 お互いに知る、、

 私は手でつかむ、、

 何事か、裂けてきて、手で掴むも、、

 感触は、数が多く、、

 時間が過ぎれば過ぎるほど、、

 そこからそこからほうけてしまう、

 

 今のそばに外れて、

 もう私は長いこと見えてしまう、、

 長い通りをそのへんにあらわしてしまう、、

 呼吸が、人に知られないほど、綺麗になった、、

 なにをそんな、

 なにをそんなところと思われたまま、、

 いちだ、いちだが、

 徐々に到着し、、

 徐々に荷を積み出し始める、、

 私は、過去のなかから作り出されたのであって、、

 この場所には何事もないと思っている、、

 それなのに、次々にうたう方向が、

 私を見留め、、

 また入ることになる、ことがいくらも、、

 ここに、こんな運動があったの、なんて、、

 言いながら、、

 知らない通りは、知らない呼吸で、

 私を迎えていた、

 是非にも過去に、これをどうぞ、と言う・・・、