どこぞへ放ることになるぞと、
ひとつの線を持ち、、
そこへ膨らみながら、入って来る、、
あきたらぬ声をそこに置いておく、、
ああ、昨晩の騒ぎはなんであったろ、
自分の姿に合わせて浮き上がってくるのに、
何度も目を向け、、
それこそ、そのままにのめっていったのだったが、、
見たか、
ああ、はっきり見た、、
私はそれをむさぼらないと済まない、
という気持ちのなかに入って来ていた、、
そこで時折はしゃぐ人の声が、
勢いの知れない興奮が、、
あとからあとから、渦を巻いて、出てくるようだ、、
この身もそこに垂れて、
おなじさわぎに、参加する、、
身体も身体とて、激しく鳴ろうか、
いんや、小さい海のなかへ、静かに帰って行くのを、
まったくの無音で、眺めていようかな、という、、
態度をここの方向へ、
ひたすらに鳴る、ひたすらに騒ぐ、、
そこから先々まで波を合わせて、
そんな顔すぐ、
そんな顔合わせて、、
ひとりで波の泡の上に出てきた、、
ひたすらにまた生まれていた、
生まれたらここから、どこに分かれ、、
どこを指して行くのだろうか、、
分からない、揺れている、、
かたまりは、すっと静まり返っている、、
静まり返ったままで、しかし、、
身体のなかの、振れのひとつが、
そう遠くない過去に当たり、
線がのびたままになっているものを、、
おそらくあなたはそこで、知っているものと思われる、、
知っていたものを口に含み、、
また線が加わる、、
そこにただあり続けるものにも、新しい音は鳴るのです、
希望的だ、悲観的だなどということは、
少なくも私の身体には当たらないように思われた、、
どこまでも、揺らいで、出てくる、、
次々に通路が出来ました、
次々に出来た通路のなかに潜り、、
手を入れて、
時間が経ち、、
あなたがそれぞれを見れるようにする、
あなたは時刻を見ました、、
あたしは樹木の形をしている、、
あるだけの空気を模して、、
あそこで、線がどこまでものびるよう、、
模して、ぼうとしたのですから、
いくつも見る、いくつもみる、、
回転はそこにある、ただ遠慮なく、手で触れられるところに、