<1730>「もう表面には何もないように見えるけれど」

 何とも困難な出会い方をした、

 身体はどこに置いていいか分からなかった、

 それでも同じような位置につけて、困る、、

 次から次へ、生まれる人のなかに入りました、

 

 なに、回っただけで、

 次から次へ、肌に馴染んでくること、

 いちいちが私の日付になってくること、、

 そうしていくらか同じ動きに、

 同じ労力がもう必要ないことは、

 嬉しいことでも悲しいことでもなく、、

 ただの当たり前な話ではあった、

 

 あたしがそこに染みて、しばらく経って、、

 表面には、

 もうその色などどこにも残っていないにもかかわらず、

 そこで染みた事実が生きる

 

 ねえそうでしょう、

 身体が当たり前になってくるというのは、

 それが簡単とか難しいとかとはなにも関係がないのだということを承知すること、

 あなた簡単ですか、

 あなた難しいですか、、

 それはただ肌に触れてきただけです、、

 あきらかな時刻で持って、

 ここへ丁寧に振れてきただけなんです、、

 

 私はなにもその動きにつれて興奮してきた訳ではないけれど、

 目覚めたときからここにいて、

 それぞれ、

 向かって来るのを、

 順番にきいていることと思います、、

 

 瞬時の興奮から離れて、

 そこで回り、

 そこで過ごし、、

 どうやら、複数のものなど、、

 なにかここには大きな動きがあるらしく、見えるらしい、、

 

 お金というのはなにによって計算されて、、

 なにによって定めて、

 おそらくは相対的なところで決まって落ち着いてくるのだろうけれど、

 それで生活が困難になったり、

 楽になったりする、

 これはなんだ、継続的に、嫌がるとかべたべた好むとかいうことから離れて、

 ずっと勉強したいことだなあと思った、、

 

 たくさん稼ぐというより、

 生活が出来れば、

 そこからさきはおもしろいこと、

 はしゃいでいるものから、はしゃいでいる訳ではないものまでを含めて、

 おもしろく作り上げていきたいと思う、、