あたしはこんな日に、駆けていた、
すぐに呼吸を出して、、
この道のはらにあきらかに出てきていた、、
から、そこから巻き、そこから巻き、、
はげしい時間をさだめて、
そこ、はらなか、、
あ、あたしが持って過ごしていたものはここに熱で、
全部が入った、、
今、熱の中で生きたら、、
なまの身から、
いくらもさわがしいばかりの声が出て、、
あはてた、
なまみで生きていることはこんなにも静か、
こんなにも静かで、なにか、本当に良いのかしら、
という気がひとりでする、
別に、良いも悪いもないのだ、
この時刻に来てからはいつもそうだ、という気がしている。
確定的な言い方、というものを、しなきゃいけないような、ことになることは、さけたいな、
と思ったが、、
肌に上手く入るそのいくつかの言葉は良かった、、
私にも花が見えた、、
開花は、見事に軽いではないですか、、
私はただ指をつけるのさえためらわれて、
そこに熱で立っていたが、、
それが上手くまわったところで、先だけを、触れたら、、
もう吸い取ったものの全部を預けて、
先端にひらきました、という、、
軽さが全体に来て、
私は打たれて、熱がまただらだ、だらだ、
と溜まり始めてきたのです、
ああ、ああ、
そうで、過ごしているものの、
あたしは過ごしているもののほうけざまにまともに出会い、
感覚が違うこと、
緩やかになれたらば、吹き、、
吹いてきたなかで生きる、、
現実のなまものの静かな歩行を、
見留めていました。
事象や何も、
静かだったんでしょう、それの、人と人の、
集まっていて、
あ、この人も、朝があり、夜があり、、
生活姿だ、
と思われるときに、、
これは、肉感などというものは、、
当たり前に軽さを持っているものだと、、
ひとりながら、思われていた、
ああそのなかに過ぎたな、
そのなかで巻いたな、、
と、ひとりでに思われてくるところ・・・