<1787>「回転しては生まれて漏れた」

 ただそこにひらかれてやまない、、

 揺らぎのなかで、

 私は生まれる、、

 私は生まれた以上ここにいるのだ、

 ただそこに潜り、

 ひそかに手を振りながら、、

 流れ、流れ、

 ここについて、ただ小さく草を食みながら、、

 回転していた、、

 このヒのなかで回転しては生まれていた、、

 

 私はただ声がして、線が生まれ、、

 そのなかで育つ、畳まれる、、

 そのなかで畳まれ、、だんだん様子が増えてくる、

 そのなかで多量になって、吐かれて、、

 漏れたままだ、、

 身体はどこまでもどこまでも漏れている、

 なに、上手くかけて、、

 私は上手く漏れて、次々の方向から、漏れてきたものと合流する、、

 あたしはいちじつ、

 あたしはいちじつの振れに、、肌を合わせて、

 ぞくぞくと波立つ、、

 遠くを見て、、あたしはさわぐ、駆ける、、

 どこまでもどこまでも言い、、

 走る、走る、さわぐ・・・