<1807>「集合する熱から、粒へ、」

 私はただ、そこから漏れ出しただけで、、

 なかに関係がなくなる、、

 私はだんだん、その現場性から離れてゆく、

 ひとつの粒になる、、

 なにだ、こんな小さいものなのか、と、、

 ひとつの場所で揺らいで、ひととおりの声を掛ける、、

 なにだ、私はひとつまでに垂れて、

 そこから振動する、、

 そこからひとつの渦をナして出来てくる、、

 私はそのなかで巻かれて、、

 ひとつの声の線を立ててここに風を向かす、

 ただに、ただに、、

 そこへ、ひとつの姿が浮かんで・・・

 

 あなたはこの感興のなかに混じって、

 静かな時刻になっている、、

 私は浮かんだ、、

 そのひとつの通りのなかへ浮かんで、

 あなたはただ言葉をし、粒をし、、

 その嘆きのなかで、

 新たな線を作り上げていく、

 今に居たら、、

 これはどうまぶされるのだろうか、、

 渦になるだろうか、、

 ただに揺れてここに見えることになるだろうか、、

 不明の葉が揺れる、、

 明日に似て、不明の葉を、、

 あなたは時刻のなかに潜み、

 ひとつ、ひとつ、、その様相をあらわして、、

 そこから、いちの疑問、

 いちの困惑へ、、

 あなたを連れて来るもののように思えたのだけれども、

 私は、そのなかざまにいて、、

 ものが、したを、したをうち、、

 また遥かな時間から漏れて、垂れてくる、、

 あたしの姿がそこにいたの、、

 

 あ、これだけ熱が集まったら、、

 私は現場の一体を感じながら、

 ほうけているしかなかった、、

 私はそのなかで、ただ一心に回転していた、、

 ところも、何も構わず、、

 離れて、粒になる可能性のなかへ、

 はや、肌を付けはじめていた、、

 肌はその豊富な揺らぎのなかではや、回転し始めていた、、

 私が肌をトう、、

 姿が泡になる、

 あるはげしい流れのなかで声が重なる、、

 何重にも、、

 その行方のなかに肌は埋もれて、、

 私は声を掛けて、ひとまくのなかに白く光る線を見る、

 あ、 (・・・)

 あ、このジに掛けていた身体が、、

 ここに含まれて、、

 まっすぐに身をのばしてきているものがあった・・・