あたしが手で包むと、存在はそのなかで回転し、静かに音を立てた、、
長く、長く巡り、ここに身体の音を呉れるらしい、、
何物にせよ、煙を巻いて、、
そこにあらわに図、あらわにあなたの表情の正面が、、
うつって、うつって、消える、、
煙と匂いだけを残してここに消える・・・
私は、その肌のなかに静かに手をつけてきた、、
手をつけて、そこから湧いてきた、
非常な速度で湧いてきた、、
ひとたび眠り、、
身体がそのなかで分かれる、煙を出す、、
なにかはやくそこへ、
なにかはやく自体の粘性へ、
あたりまえに絡まっていくことのように思えてならなかった、、
私はそらでそのなかに浮かび、、
身体を畳み、
執拗に増えていくより仕方がないと思っていた、、
私ははたりと音を立てる、、
そして、動きのいくりょうかが風になり、、
私の宇宙のなかに垂る、、
まったくもって青い、
まったくもって沈黙した宇宙へ、、
私は、静かに手を伸ばした、
身体が鳴り、自体乾いてくる、、
長い歩行、
長い揺らぎのなかに、いちりょうがながれ、、
また色を増し、変化し、、
うたごえが移る、、
ココロよい響きがそのなかに移る、、
私は、容れている、、
様々の装いのなかから出でて身体を、、
自在に言い、自在にかむせ、、
揺らぎながら出てくる、
私はその透明な時刻のなかに揃い、、
ひとつひとつの振るいの姿を成す、
これには風が、
いちりょうの風が必要だった、、
私を見、静やかに過ぎていく自、
私を見、静けさに巻かれていく比、、
私は、阿、という声から始めた、、
私に、阿、という響きがこびりつき、、
そこで静かにかわいていた、、
ねえ、あなたなに、肌の、、
肌の中からきこえて、、
ねえ、なに、
私はうつむきながら、ひとつひとつの字の、膨らみの、なかで、、
響きを繰り返している、、
そこで、緩やかな速度が、このへんの、つち、つちに、
踊りを持ちえ、
踊りをまたかざなかへ振りつけていく、、
そう、そう、、
私はこのかわいた風のなかに幾度も生まれて、、
装いの、、
なかざまに手を付けて、、盛り上がり、しずまるのを見て、、
その手の、響きを、長くしている・・・