<1827>「渦と、乾の声がある」

 あたしがまた渦のなかに生まれて、、

 長い、長い、呼吸の粒を得て、

 一量で、ここへ連なる、、

 私はさわぎのなかへ今まっすぐにひらき、はじけてくる、、

 なかに揺らぎ、、

 なかから醒めて、

 あたしはこの方途のなかに明らかに来てしまった、

 それは葉の中、

 それは私の声のいとのよに連なる姿、、

 形姿のふるえ、に、、

 今その長い線がまじわってくる、、

 まじわったまま、しびれてひとつの声を掛く、

 あなたの形姿・・・

 

 なにや、静かな矢のなかにこもり、、

 私の一量の液の流れ、、

 それは空間に受けた、

 それはあなたが静かにこのまはだかな響きのなかで生きていた、

 音と思う、

 それはなだらかな道、

 道と道に、、

 当たる音と思う、、

 そこに、はじけて、のびているものへ、

 静かに手をさす、、

 姿のふるえ、

 姿の一量に、、

 私は、液になり、長くかわき、、

 ここへ簡単に響く、

 あ、あ、、

 あたしはこの粒のなかにそっくり入って、、

 この血のなかを通った、、

 明らかにその方向へ見えて、

 当たり前に続いた、、

 私はその線の欠け端に顔を寄せ、、

 ひとつの声を求める、、

 お前がここに生まれてから、とても長いぞ、

 という、ただひとつのかわいた声を、、

 静かに肌へ付け、

 過ごす・・・

 

 一量の葉、

 一量の乾き、、

 一量の存在の跡に、、

 ざらざらとした時間がついて、

 私は、いつまでも眠り、、

 いつまでも身体に付き、

 離れないでかわき、長く続く響きの、

 一量の中に、

 また静かに生まれ直している、、

 私は、手の、点の、静かな揺れに、、

 蓄えて、蓄えて、こぼる、

 ある当たり前な、線を見、、

 線に連れられて、、

 この、名前のない、静かな通りに、、

 黙って立っている、、

 また声が鳴る、、ここからいつもの、声が鳴る・・・