静かに揃えた声の、
なかに、
僅かでも含まれている、
ひとの、さそう時間、、
私は、明らかにその様相のなかへ、染みているのでした、、
この、肌のなかに、
明らかに染みているのでした、、
誰にでも馴染む葉の、
その過ごし方、渡し方、、
が、今はっきりとここへ見えて、、
今にひろがり、
また私の方へふらふらと倒れていく、、
私は粒で、
自在ではない、、
その、自在ではないものをひろっていく、、
ときに駆けていく、、
身体にどんな液を馴染ませ、、
あたしはある緊張のなかに、
しずかに過ごす、、
ひともまたその装いのなかにはいる、、
先刻揺れたものが、、
なに、なに、、
あくまでこの糸のなかを伝って来るのか、、
解体か、
浸透するのか、、
場面場面に肌を付けたものなのか、、
分からない、、
あたしはただほぐれて、、
ものの隙間に存在する、、
その、意識の隙間にかたまり、、
身体はどこまでも流れる、、
いまやわらかい、
いまやわらかくない、、
ひとつひとつの点が落ちて、、
道に見える、
あたしは底のなかにひとつ染みる、
ふたつ染みる、、
あれ、遅れながら、、
そのような、響きをまた私に立てて、、
呉れる、、
ひとつの葉がいまここに混じる、、
かなたへ立てたその旗の、、
用意や、、
いりょくというものの、、
なかに住み、
なかで生まれて、、
私は独話し、ひとりで回転し、、
この隅々のなかへ、、
いちりょうになり生起する、、
ああ、生まれる、、
私は酸素に触れた、、
ただ、肌を持っていただけだった、、
秘密などはない、
ただ、形作ろうとする、ひとつの運動がある、、