現時はこのようにかなりあけらかんとして、、
そのままここに渦を解き、巻き、、
しごくあたりまえに存する、
なにか花か、、
あたしはこれが、あまりに重さがないことに対して、、
ちょっとおかしいようだと言いたい気がする、、
花の横に並んだ、、
あなたと私とは、あまりにあたりまえの身体過ぎる、、
そうは思いませんか、
あまりにひとりの人としてあり過ぎる、、
ここにはなにの不思議もない、
そう考えると、、
これはどこまでも分からないことになりはしませんか、、
あたしはもののなかにはいり、、
じっとそこであなたの響きの一切を受けている、、
白い、揺らぎとて、
なにも、そこに、、
見え隠れする、、
あたしはさらになってそこから無音でのびていった、、
身体から放られて、、
真白の意識で、、
積み重なった構造物の中心で、、
生きている、
あの、真昼の、、
風が通り、、
静かに抜けて、、
地球表面上に浮かんでいると思われる時間、、
傍らに誰かいても、
誰かがいなくても、、
私は姿形が全て上手く行く、、
調子にのることなく、
上手く行くものだと感じる、、
そのような響きを受けて、
今もののなかにいる、、
私はこの人と話したいことがなにもないな、
と思って、
笑ってしまった、、
ちょっとひとりで歩いてくるといったときのうれしさ、、
反対に、、
何か話さなければと感じることのないまま、
過ぎることの出来る人たちと時間、、
あの人たちは誰なのだろうか、
どうしてなにの抵抗もなく流れていけるのだろうか、、
分からない、、
私は現実平面も想像域も含め、
希望などということを持ち出だすのには違和感を覚える、、
それはなにか真実味がない、、
それよりも、懐かしさや、
各所で停滞せざるを得なかったものが、、
あるここでは ただ さらさらと流れるなどの、、
あるあたりまえの変化、、
ここにいる私に起こるあたりまえの変化の方にこそ、、
生きている心地の良さを見る、、
静かな夢があったら私はそこで安心して眠ることが出来る・・・